劇場版アマゾンズを見てきたぞん♪
スイパラ創業祭で食べ放題が1,000円(税抜)。ドリンクバーは別料金ですがおいしい水は飲み放題です。
甘い物がたくさんなので飲み物は水でもいいんじゃないかなと思います。
かわいいものを食べるのでかわいくきれいに盛り付けたい。
トングを使うのは上手くいくんですけど、何て言うんですか、あの平べったいやつで切り分けてそれに乗せて盛り付けるアレ、アレを使うのが難しい。
盛り付け失敗。インスタ映えの道は険しい。インスタやってないけど。
キャンペーンは6月30日まで。気になる方はこの機会にいかがでしょうか。
関係無い話をクッションに置いたので間違ってURLを開いちゃった人も安心ですね。本題に入ります。
仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判 予告編 - YouTube
season1，2に続く3作目としては非常に面白かったです。
これまでも主題として描かれてきた『生と食』について、今回は畜産編です。
日頃から食べてる食用の肉も同じ生命が基になっているのは変わりません。
食われるものとして管理される生命。家畜とはそういうものです。
ですが飼育の対象が人間だったら、あるいは人間に近い外見の生物だったら、みなさんの価値観はどう変化していくでしょう。
人間に似ていてもアマゾンなら食べてもいいのか。そもそも人間以外の生命を何故食べてよいのか、食べるために管理してよいのか。
悠は守るものを自分の基準で取捨選択していますが、我々も意図しないうちにいろんなところで線引きをしているのかもしれません。
シリーズ特有の緊張感、アクションも見応えあります。
変身後は言わずもがななんですけど、仁と悠の生身でのぶつかり合いが衝撃的でした。
今までのバイオレンス、グロテスクとは別の方向です。これについてはパンフレットでも語られています。買ってね。
駆除班コンビネーションはちょっとヒーローっぽくなりすぎかなと思いました。好きですけど。
この先は不満を書き連ねてしまうんですけど、単品の映画としては面白いし
シリーズを追っている人なら見て後悔はしないと思います。見ろ。
でね、とても面白い映画だったんですけど、これ3作目であるけど『完結編』なんですよね。
……終わってるか、これ？
そもそもの話なんですけど、僕はseason1も2もそれぞれで完結してると思っています。
season1では様々な人々と触れ合い、『守りたいものを守る』という自分の生き方を決めた悠。
それとは対称的に『すべてのアマゾンを狩り尽くす』ために生きていく仁。(これは物語が始まる以前から決まってたと思いますが)
season2では作られた生命として最後は死を望んだが美月に『生きて』と告げられる悠。
作られたうえに誰からも生きることを許されなかった、それでも生をまっとうした千翼。
そして彼らとは対称的にアマゾンを作り出した元凶の一人として生き地獄に落ちる仁。
という具合で1と2でそれぞれ生き方を示したことで物語を締め括っていると思うのです。
その点でいくと今回の劇場版がうまく飲み込めない。
生き方、そして最期まで描かれた仁と違って悠にあまり進展が無かったなと思います。
人間を殺した仁、それと同じく守りたかったアマゾンを喰った悠、それぞれ道を踏み外してしまったとするならば、悠の最期も描くべきだったのではないでしょうか。
悠と仁を対称的に描くならそこまで踏み込むべきだったかと思います。
あとは細かいとこなんですけど、アマゾン残ってるじゃんとか令華も会長もやる気満々じゃんとか、まだまだ続きをやる余地を残すいやらしさを感じました。
このへんは完結編と聞いて変に期待しすぎた感がありますが。
『作中ですべての問題が解決しなくても良い、その世界はこの先も続いていくのだから』ということを普段から考えているのですけど、この完結編に関してはやり残しが多すぎかと思います。
そういうわけで今回は3作目としては90点、完結編としてはウーン70点くらい？
なんか不満が多くなってしまいますけど映画としては本当に面白いです。
しかし完結編としては不完全燃焼でした。
冒頭の全然関係無さそうなスイパラの話ですが、もちろん黒崎さん意識です。
彼、アマゾン化しませんでしたね。他の方も予想してたけど外れましたね。
このへんの2の黒崎さん描写について軽くパンフレットで触れてたのが面白かったです。パンフレット買ってね。
スイーツだけじゃなくてパスタも美味しい。
もちもちしてて家で食べるより美味しい。
でもこれを食べすぎるとスイーツが食べられない。罠。
