アマクラさん(大盛り)

@roz_zorさんのTwitterから溢れ出た長文置き場です

世界レベルという名の呪い

 

■前置き　最近のヘレンさん事情

営業コミュも一人だったし今回も一人。何かとユニットで推そうとしてくるデレステにおいて結構珍しいポジションだと思います。孤高。 

出番の多い少ないで何かと喧々囂々になるデレステ。ヘレンさんも決して多い方ではないですが、僕はあまり気にしていないです。出番が少なくても一発一発が重くて何かと話題になる人なので。

そうは言ってもカード(エピソード？)としてはいつかのキャラバン以来と相当ご無沙汰なのでそろそろ何かほし

 とか言ってたら来た。

 

■[パーフェクトティーチャー]ヘレンとは

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初出はモバマスの『青春公演 シング・ア・ソング』。

ざっくり説明すると今井加奈ちゃんが失われた合唱部を再建するために奔走する物語。ヘレンさんはその合唱部の顧問です。ざっくり説明終わり。今からでもストーリーは読めるので早くモバマスを始めましょう。

 

■『演じる』ヘレンさん

イベントとしては加奈ちゃんが主役ですが、ヘレンさんとしては『演じること』がテーマになっています。

徹底的に教師を演じきる、NGとも思える大胆なアドリブをするなどなど、色々な発言があるのですが、ヘレンさんの核心に迫るのは次の言葉です。

 

『どんな役も演じれる。例えばそう、世界レベルの自分だって。フフッ！』

 

世界レベルとは単なる実力の話ではなく、さらなる高みを目指し続ける果てなき挑戦心や探究心を胸に秘める姿のことであるとこれまでのヘレンさんの物語で記されています(これもそのうちちゃんと記事にしないとですね)。そしてヘレンさんが世界レベルであることは言うまでもありません。

それでも彼女は『世界レベルの自分を演じる』と言っているのです。演じるとは舞台でその役を務めること。言い換えれば本物ではないということです。

本当は怠けたいが挑戦しているように見せかけている？もちろんそんなことではありません。

ヘレンさんは自分に決して満足しない、してはいけないのです。

 

■世界レベルという名の呪い

常人には到底できない挑戦心をヘレンさんは持っています。間違いなく世界レベルです。しかし、そこで満足してしまったら、本人がそれを認めたらヘレンさんの挑戦はそのレベルで終わっています。

世界レベルは挑戦し続ける心です。自ら挑戦して広げた世界をさらに探求し、挑戦していかなければならないのです。

現に今回のデレステのコミュでも、ヘレンさんの挫折、とある域に達していないことが語られています。詳しくはガチャを回して自分で見てください。回してください。

ヘレンさんは挑み続けなければならない。誰が認めても、自分自身がそれに満足してしまった時点で世界レベルではなくなってしまう。どこまでも高みを目指し進み続ける。それは気高く美しい姿である一方で、休むことを許されない呪いでもあります。

シンデレラガールになったとしても、そんなところでヘレンさんは立ち止まらないでしょう。ゲームタイトルの枠を超えて、新たな世界に挑み続けるに違いないです。

彼女に休息の日は訪れるのでしょうか。それがあるとすれば、次代の『ヘレン』にその名を継ぐときでしょうか。いつかその物語が描かれる日が来るかもしれません。その日が来るまで、彼女に振り落とされないように、僕自身も世界レベルでありたいと思います。

 

■ちょっとかわいいヘレンさん

真面目な話だけだと小っ恥ずかしいので今回のヘレンさんからNG集的なものを一つ。映画のエンドロールで流れるアレですね。

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教員レベルには達していなかったようです。

 

Fin

 

※記事中の画像は株式会社バンダイナムコエンターテインメント様の『アイドルマスターシンデレラガールズ』および『アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ』より引用させて頂いております。